大谷翔平が到達した“レジェンド”の領域 MLB史上たった3人しかいない「レアなシーズン記録」をカナダのデータ会社が発掘
前人未到の「50‐50」への期待のかかるドジャース大谷翔平に“レアな記録”が生まれた。 【動画】大谷翔平の「44‐46」を見よ!44号本塁打と46盗塁を決めるシーン 現地時間9月3日(日本時間4日)に敵地で行われたエンゼルス戦で今季7本目となる三塁打を放った大谷。これで今季44本塁打、30二塁打、7三塁打としたが、この記録についてカナダのデータ会社「StatsCentre」がXで「シーズンで少なくとも7本の三塁打、30本の二塁打、44本塁打を記録したナ・リーグの選手」として取り上げている。 同会社は大谷の他に、2001年に7三塁打、36二塁打、57本塁打を記録したダイヤモンドバックスのルイス・ゴンザレス、1953年に8三塁打、31二塁打、47本塁打を記録したブレーブスのエディー・マシューズの3人しかいないと紹介。かなり「レアなシーズン記録」を発掘した。 今季の大谷は本塁打だけでなく、盗塁数も大幅に増加。現在「44‐46」という驚愕の数字を叩き出しているが、すでに自己最多タイの30二塁打もマーク。三塁打の数もどこまで伸ばせるか注目だ。 今回、大谷とともに名前の出たゴンザレスは2001年に自己最多の57本塁打をマーク。ダイヤモンドバックスを初のワールドシリーズ進出へと導き、1本塁打5打点を挙げて世界一に大きく貢献した。マシューズは通算512本塁打を記録した選手で殿堂入りも果たしている。 現時点でメジャーのレジェンド2人と同じ領域に立った大谷。スピードとパワーを存分に発揮している2024年シーズン。残り試合でのさまざまな記録更新に期待が高まる。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]