「暮らしのマーケット」 冬至・クリスマス・年末年始に食べたい! 青森県内の食材の価格動向は?
青森朝日放送
「暮らしのマーケット」。身近な食材の価格動向をお伝えします。 【服部未佳アナウンサー】 「ホリデーシーズン到来。クリスマスや年末年始に食べたい料理は何ですか?」 【買い物客】 (Q.クリスマスは)「唐揚げ。鶏肉」 (Q.年末年始は)「年末は煮しめ、茶わん蒸し、すき焼き」 (Q.クリスマスは)「家でいつも大体作りますね。ローストビーフとかを作って、ケーキは買いました」 (Q.年末年始は)「うちは大体カニを食べますね。1年に1回しか食べないです」 行事やイベントの多い12月。食卓では様々な食材が活躍しそうですが、2024年の価格は? まずは、冬至。2024年は12月21日です。 【服部未佳アナウンサー】 「冬至は、カボチャを食べて、ユズ湯に入って、元気に冬を乗り越えたいです」 四国産・九州産のユズは、1個213円。2023年より2割高くなっています。 【マエダストア虹ケ丘店 前田順一店長】 (Q.ユズ高騰)「果樹には表年・裏年があり、今年は裏年になりますので、実のなりが悪く収穫量が少ないからです」 カボチャは北海道産が並んでいて、100グラム当たり63円、2023年と同じ価格です。中でもオススメなのが…。 【マエダストア虹ケ丘店 前田順一店長】 (Q.おすすめは)「北海道産の『ほろほろかぼちゃ』です。ホクホクして、甘みのバランスのとれた、とてもおいしいカボチャです」 次にやってくるのは、クリスマス。 【服部未佳アナウンサー】 「クリスマスといえば、チキン。今年は、県産の鶏肉が、去年よりも安く購入できます」 種類豊富に並ぶ「下北どり」。円安の影響で、外国産の鶏肉は高騰していますが―。 県産の「下北どり」の手羽元は100グラム当たり105円。2023年より2割安く購入できます。フライドチキンに、いかがですか? 一方、卵が高騰しています。最も手頃なパック、サイズはミックスで10個入り214円です。 【マエダストア虹ケ丘店 前田順一店長】 (Q.卵は)「年末に向かって相場の状況は上がってきているんですけれども、マエダストアとしては価格据え置きで販売しています」 デザートに食べたいイチゴは、例年並みの価格です。現在多く並んでいるのは、栃木県産の「とちあいか」。1パック843円です。 また、田舎館村産の「とちおとめ」も、1パック951円で並んでいます。 【服部未佳アナウンサー】 「のんびり過ごす年末年始に欲しくなる、ミカン。2024年は高騰しています」 静岡県産のミカンは、Mサイズ7個入りで538円。2023年より2割高くなっています。 【マエダストア虹ケ丘店 前田順一店長】 (Q.ミカンは)「今年はカメムシの影響を非常に受けているのと、収穫時期に雨が多かったこともあって、価格が上昇しています」 数の子やナマコ、酢ダコも、年末に向けて並び始めました。ポーランド産の数の子は、100グラム当たり730円。円安の影響で、2023年より1割高くなっています。 北海道産の酢ダコは100グラム当たり494円。タコが不漁だった2023年に比べて、1割安くなっています。 また、陸奥湾産のナマコも。2023年と同じ、100グラム当たり537円で並んでいます。水揚げ量は少なくなってきていますが、中国による日本産水産物禁輸の影響もあり、2022年に比べると安く購入できます。 一方、すき焼き用のお肉は。 【マエダストア虹ケ丘店 前田順一店長】 「お肉も、年末は需要が高いということで、相場は上がっています」 そんな中、マエダストアでは、2024年末も価格は据え置きで販売します。 オーストラリア産の牛肩ロースは100グラム当たり321円です。 おすすめは、柔らかく風味豊かな青森県産の「田子牛」。1年の締めくくりにいかがですか? その他、手頃に特別感を味わえるのが―。 【服部未佳アナウンサー】 「カニです」 生食用のロシア産冷凍ボイルズワイガニが、ズラリと並んでいます。 【マエダストア虹ケ丘店 前田順一店長】 「カニは、安かった去年と同じ価格で販売することができています」 2023年、ウクライナ侵攻をめぐり、アメリカがロシア産水産物を禁輸した影響などから、ロシア産のカニが4割ほど安くなりました。 2024年は、その2023年とほぼ同じ価格で並んでいます。カニが主役の食卓で、お得にぜいたくな年末年始を楽しめそうです。 【マエダストア虹ケ丘店 前田順一店長】 「マエダでは、お寿司、オードブル、お刺身、お正月料理の予約を承っております。年末年始の食卓をぜひ楽しんでいただければと思います」