「ギャップがすごい」「意味不明だけどクセになる」1話から衝撃的な2024春アニメ3選
人間が動物化してしまった終末世界でどう生きる?
2023年の冬アニメ作品が最終回を迎え、2024年4月1日から続々と春アニメの放送が始まりました。今回は、春アニメのなかで「1話目から度肝を抜かれた」の声があがる作品を3つみていきましょう。 【画像】「えっ?」春はスレンダー美女が多め? これが春アニメのヒロインです(6枚) ●『終末トレインどこへいく?』 『終末トレインどこへいく?』は、『ガールズ&パンツァー』などで知られる水島努監督のオリジナルアニメーションで、2024年春アニメの注目株として期待されています。同作は、「終末世界×電車×友情」を題材にしたファンタジー作品です。 第1話でまず度肝を抜かれたポイントは、物語のキーとなる「7G事件」とその事件の影響を受けた異変の描写でしょう。 本作は女子高生の中富葉香(CV:東山奈央)が池袋駅のホームにて、7G回線開通の記念式典に巻き込まれるところから始まります。作中で登場する7Gとは、現在普及している5Gなどを超越した、架空の次世代通信網です。しかし、7Gが起動されると、時空が歪んで立ち並ぶビル群は変形し、世界規模でさまざまな異変が引き起こされるのでした(通称:7G事件)。 7G事件から約2年が経ち、主人公の千倉静留(CV:安済知佳)は、事件発生以来、行方不明だった親友の葉香が池袋にいるかもしれないという手がかりをつかみます。そして彼女は仲間とともに、ボロボロの電車に乗って葉香を探す旅に出ます。 本作の舞台は、西武鉄道池袋線の終着駅がある埼玉県吾野(あがの)町です。この町では、7G事件によって大人が動物に変わってしまうという異変が起きてしまいます。作中では、トリやクマ、アリクイに変わってしまった住民が井戸端会議をしたり、チェスをしたりするユニークな様子が描かれていました。 「7G事件」の描写はもちろんのこと、動物たちが当たり前のように話している姿など、一度観ただけでは「?」と感じ、衝撃を受ける人も多いでしょう。ただ、SNSではインパクトのある冒頭に惹き込まれた人も多いようで「ポストアポカリプス的作品で今後も見逃せない」「まだ全然意味が分かんないけどテンポが良くてクセになりそうな作品」といった声があがっています。 本作品は、TOKYO MXにて毎週月曜23時30分から放送中です。また、dアニメストア、Hulu、その他配信サイトで順次配信開始されています。