「テレビなんか全部やらせですよ」R-1グランプリ、THE SECOND、オリンピックをやらせという金属バットが唯一「あの大会だけは“ガチ”」というお笑い賞レースとは
THE SECONDで人生が変わったコンビ
―明暗が分かれてますね。 友保 そうですね。もうガクテンソクさんなんかね、バリバリ芸能人。それに比べて負けた俺たちよ。どうしようもないですね。変化といえば右折できひんようになったってくらい。左折ばっかでグルグル回ってますわ。 小林 勘で曲がれよ(笑)。 友保 ええなぁ健康なやつは! 感謝しいや! ―『あちこちオードリー』(テレビ東京)に出てらっしゃいましたよね。 友保 あれは偽物です、僕たちの。吉本がね、作ってたんですよ。仕上げてたんです。ゴム人間です、あれ。吉本はそういうのやってるんですよ。 ―そういうテレビの仕事も増えているのかなと思いました。 友保 吉本にしてはよくやりましたよね。ほんとの僕らはただ上野の駅の前でオルガン弾いてますよ。悔しい。小林だけは元気ですけど。 小林 すこぶる。 ―他の芸人さんたちはいかがですか。THE SECONDで人生が変わった方は? 友保 あ、パンチさん! 浜崎さんなんか、あのマッチョマンのポーズで固まったって聞いたよ。 小林 あああ、あのまま固まってるのか。 友保 あのまま固まって動いてるらしいよ。超兄貴みたいになって。「なんちゃってマッチョマ~ン」で固まってしもうて。マッチョマンのまま動いてるらしい。 ―いろんなところでマッチョマンをやりすぎて……? 友保 いや、負けた瞬間だったらしいです。「はい、オッケーです」ってなった瞬間カチって固まってもうて。 ―敗戦のショックで……なのかな。大変ですね。仕事にも支障をきたしますね。 友保 そうなんですよね。苛烈な戦いです、あれは。やっぱみんなジジイなんでね。無茶できないんですよ。 ―以前インタビューでザ・パンチさんもお二人と同じく「(劇場出番の)単価を上げたい」とおっしゃっていましたが、今回のTHE SECONDでその目標は達成されたのでしょうか。 友保 単価は……上がるみたいです。ただそれも悪魔の契約なんで、何かを捧げたら単価が上がる。僕は右目です。で、来年1000円上がるらしいです(笑)。右目を捧げて来年1000円上がると聞いております! 小林 ああ。