IHバスケットボール 女子は京都精華学園高校が3連覇達成!
連日熱い戦いが続いている北部九州インターハイですが、バスケットボールは先週金曜日に決勝戦が行われ、 女子は京都精華学園が3連覇達成、京都勢がアベック優勝するという快挙を達成しました。 3連覇を狙う京都精華学園は、決勝戦で岐阜女子と戦いました。 今年のチームを引っ張るキャプテン・4番の林が、するどいドライブからのレイアップシュートで先制します。 「3連覇を気負わず、目の前の試合に集中したい」と話していた林が、続けざまに3ポイントを決め、チームを勢い付けます。 すると身長191センチの18番・ボランもインサイドで強さをみせます。 守備ではボランが高さを生かしてシュートをブロックすると、他の選手も粘りのディフェンスで相手にシュートを打たせません。 第2Qには、6番・桃井や1年生で13番の満生が立て続けに3ポイントを沈め、京都精華のリズムで試合を折り返します。 しかし第3Q中盤から、相手チームが激しくプレッシャーをかけてくるディフェンスに切り替えると、京都精華はうまく対応できずにミスを繰り返してしまいます。 京都精華の得点がピタリと止まり、逆に相手に連続で13得点を許してしまいます。 最大18点あった差を詰められる京都精華は、ついに第4Qの5分で逆転されます。 しかし、この場面でチームを救ったのは、京都精華の持ち味である粘りのディフェンスでした。 懸命な守備で相手の連続得点を許しません。 そして、1点を追う残り40秒、 激しいディフェンスを交わしたセットプレーで、ボランがゴール下のシュートを決め、逆転するとこの1点を守り切った京都精華が見事3連覇を達成しました。 【声】京都精華学園高校 林咲良キャプテン