「THE SECOND」で優勝した「ガクテンソク」 「続ける意味って何だろう」と解散を本気で考えたことも
お笑いコンビ「ガクテンソク」が18日、東京・台場のフジテレビで行われた、漫才賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」で優勝を果たした。 結成16年以上のコンビが出場する同レース。この日は8組がしのぎを削った。決勝で大会史上最高となる294点をたたき出した奥田修二(42)は「こういう日がくることを夢見ていたが、現実になるとは。うれしい」と歓喜。「すぐに両親に電話すると、喜んでくれた」とやりきった表情を浮かべた。 結成19年目。「M―1グランプリ」にはこれまで12回出場するも、1度も決勝には進出できず、2010年には「(M―1がいったん終了し)続ける意味って何だろう」(奥田)と解散を本気で考えたこともあった。よじょう(42)は「(奥田に)『漫才で何者かになれた時にやめようぜ』と論破され、『続けましょう』となりました」としみじみと振り返った。 後輩で親交の深い「霜降り明星」がブレイクする姿を見て、心がめげそうになったこともあったが「もう何とかやるしかない」(奥田)と前向きに歩を進めた。 昨年の初回ではギャロップが優勝した。同回でアンバサダーを務めた「ダウンタウン」の松本人志(60)は、今大会では不在に。今回は、新たにハイパーゼネラルマネージャーにお笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の有田哲平(53)、スペシャルサポーターとして「博多華丸・大吉」が加わった。 ビッグタイトルを獲得し、深夜まで及んだ会見。よじょうは、今後の目標を問われると「劇場でトリとかやってみたいな~」と抱負を口にした。
報知新聞社