『ONE PIECE』サンジ役の平田広明、判事役で『虎に翼』出演 「海賊臭を消さねば」
NHK連続テレビ小説『虎に翼』に平田広明が出演した。 本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性・猪爪寅子(伊藤沙莉)を描いたリーガルドラマ。NHKよるドラ『恋せぬふたり』で向田邦子賞を受賞、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京)などの吉田恵里香が脚本を手がけている。 【写真】米谷家で働く女中・稲役で出演中の田中真弓 平田が演じるのは、寅子の父・直言(岡部たかし)も被告人となっている「共亜事件」の 裁判で、裁判長を務める武井判事。平田の連続テレビ小説への出演は『とと姉ちゃん』以来2回目となった。 平田は『ONE PIECE』のサンジ役などで知られる声優。ルフィ役の田中真弓が『虎に翼』に稲役で出演していることもあり、「台本を頂いてまず思ったのは『染み着いた海賊臭を消さねば』でした」とある作品を連想させ、「そしてたぶん無いとは思いますが、この先、女中の稲さんが被告にならない様、見守りたいと思います」と茶目っ気たっぷりのコメントを寄せた。 平田広明(武井判事役)コメント 武井判事を演じました平田です。お話を頂いた時、裁判官の役と伺ってとても緊張しました。 普段、吹き替えやアニメでやっているキャラとは180度違うので、台本を頂いてまず思ったのは『染み着いた海賊臭を消さねば』でした。 聞くところによりますと、海賊臭を放つ女中さんも出ている様なので、爽やかな朝のお茶の間が潮臭くならない様、祈っております。 撮影現場では、昔からお世話になっている磯部勉さんに色々教わり、また小林薫さんにも大変なところで助けて頂きました。 初回から楽しく観させて頂いております。 寅子の活躍を皆さんと一緒に、そしてたぶん無いとは思いますが、この先、女中の稲さんが被告にならない様、見守りたいと思います。
リアルサウンド編集部