オンライン取材に答える神戸・井手口©ＶＩＳＳＥＬ　ＫＯＢＥ

　Ｊ１神戸のＭＦ井手口陽介が３１日、神戸市内でのトレーニング後にオンライン取材に応じ、勝てば暫定首位となる次節の磐田戦（１１月１日・ノエビアスタジアム神戸）に向け「大事な試合。ホームだし、勝てるように頑張りたい」と意気込みを示した。警戒する選手に、今季１７得点を挙げているＦＷジャーメイン良を挙げ「点を取ってくるので注意したい」と話した。 　前節のＦＣ東京戦は９試合ぶり完封負け。「簡単に失点しないことが大事。カツを入れられた試合だった」と振り返った。その後はアジア・チャンピオンズリーグ・エリート（ＡＣＬＥ）・蔚山戦、天皇杯準決勝・京都戦に連勝。リーグ戦残り４試合へ、かぶとの緒を締め直してリーグ戦に臨む。今後もＡＣＬＥを含めた連戦となるが「僕自身、連戦のほうがコンディションはいいと実感しているので問題ないし、１試合１試合、目の前の試合に集中していく」と話した。 　吉田孝行監督は、残留争いをしている磐田との戦い方について「勝たなければならないという全員の気持ちが乗り移ってくる。自分たちも相手に圧倒されるのではなく、アクションを起こして優勝したい気持ちをぶつければ、ホームの声援をもらって勝てる」と話した。