温泉街にゲーミングスペース 空き店舗改装、1日オープン 福島市飯坂町
福島市飯坂町に拠点を置くeスポーツチーム「FUKUSHIMA IBUSHIGIN(いぶしぎん)」は5月1日、飯坂温泉街にゲーミングスペース「IBUSHIGIN」をオープンさせる。さまざまなゲームが楽しめる観光名所として、誘客につなげたい考えだ。 チームはIT企業経営者の拝田遼平さんがオーナーを務め、プロゲーマーの翔(かける)さん、ヤナイさんら10人が名を連ねている。空き店舗を約半年かけて改装した。パソコン6台、VR(仮想現実)のゲーム機2台を置く。プロゲーマーの練習拠点も施設内に設ける。利用者はプレーが見学でき、指導も受けられる。営業時間は午後1時から翌日午前0時まで。水曜定休で、プロゲーマーが大会に出場する際なども休業する。料金は30分で500円、フリータイム利用で2000円。 拝田さんは「福島を訪れるきっかけになれればうれしい。チーム名に『福島』を背負っている。今後の活躍に注目してほしい」
チームは、eスポーツを通じた地域活性化を目的にクラウドファンディングを始めた。協力者にはIBUSHIGINの年間フリーパスや、施設内にスポンサーステッカーを掲示する権利などを贈る。 問い合わせはメール info@ibsg.jpへ。