花嫁のインスピレーションの宝庫! 女優の小物を使ったクラシックヘア【後編】
個性的なビジューのヘアバンドを披露したロミー・シュナイダーや、ゴージャスなヘッドドレスをまとったナタリー・ウッドなど。往年の女優たちのヘアスタイルは、いつだって花嫁のインスピレーションの宝庫。 ビジューやティアラ、ベールなどの小物を使った、おしゃれで個性豊かなヘアアレンジをお届けします。
ブリジット・バルドー
1971年の映画『ラムの大通り』にて、フリンジのドレスでBOHOな花嫁姿を披露したブリジット・バルドー。マリアベールにレースのヘアバンド、ティアラをあしらったスタイルは、今見てもおしゃれオーラたっぷりです。
ロミー・シュナイダー
前髪をオールバックにしてボリュームアップさせ、中央にビジューの付いたヘアバンドを飾ったロミー・シュナイダー。額をすっきり見せたヘアアレンジが、彼女のクール・ビューティを引き立てています。
ヴィヴィアン・リー
『風と共に去りぬ』で知られる英国出身の大女優、ヴィヴィアン・リー。写真はブロードウェイの舞台「ロミオとジュリエット」でのワンシーン。花冠とドットチュールのショートベールを合わせたヘアスタイルが、ヴィンテージ風のスウィートなドレスと見事にマッチしています。
エリザベス・テイラー
人生で8回結婚したエリザベス・テイラーが1964年、リチャード・バートンと結婚したときの花嫁姿がこちら。トップに大きなシニヨンを作ったツイストヘアに、ヒヤシンスとスズランの花を絡ませて。毛先にはリボンを飾ったラブリーな花嫁ヘアです。
ジュディ・ガーランド
『オズの魔法使』で人気を博したミュージカル女優、ジュディ・ガーランド。全体を何ブロックかに分け、トップと襟足に大きなカールを作ったヘアは、小ぶりなビジューブローチが優美なアクセントとなっています。
リタ・ヘイワース
1940年代に活躍した元祖ハリウッド女優、リタ・ヘイワース。全体的にカールをつけたトレードマークの赤毛に、グリーンのスパンコールのヘアピンをあしらって。トップに複数付けすることでとことん華やかに。
ジャンヌ・モロー
彫刻のような両サイドの細かなカールがフォトジェニックな、フランスの大女優、ジャンヌ・モロー。センター分けした前髪の中央にビジューを飾った、ロココ調のスタイルが華オーラ満点です。
ナタリー・ウッド
花びらをちりばめたアップヘアに、リボンやフェザーを重ねた高さのあるヘッドドレス、ボリューミーなベールを合わせたナタリー・ウッド。ゴージャス派の花嫁のお手本になりそうなこのルックは1965年の映画『グレートレース』より。