阪神2軍が新規参入・ハヤテに大勝 栄枝、1号3ラン含む3安打6打点の大暴れ
「ウエスタン、阪神15-1くふうハヤテ」(24日、鳴尾浜球場) 阪神が降雨コールドながら、先発全員安打をマークして15得点大勝。23日にNPB初勝利を献上した新規参入のくふうハヤテに対して、きっちりとやり返した。「3番・DH」でスタメンの栄枝が3安打1本塁打6打点と大暴れ。四回1死二、三塁、逆方向へ直球をはじき返した打球は、風にも乗って右翼フェンスを越えて、1号3ランとなった。1番に座った高寺も3安打を放った。 阪神先発の及川は5回5安打1失点。カットボールとツーシームを有効的に投げ込んで、5三振を奪った。 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。 ◇ ◇ -及川は2回以降、要所を抑えた。 「ランナーを背負ってからが課題のピッチャーだけど、今日は粘り強く投げれたかなと。追い込むのは早いんだけど、そこからの勝負が。球数(81球)、もうちょっと少なく投げられるところ。ただ、ここ数回の課題だった、ランナー出た時のセットポジションの投球というところは、今日に関しては克服。これを続けていかないと」 -高寺が3安打。 「ファームに合流して、一昨日はちょっとらしくないバッティングしたんだけど、気持ちも落ち着いて。今年はずっとキャンプから良かったから。1軍のベンチに座る機会もあっていろんな勉強になったと思うし、いろんなこと感じてこっちに合流して、また上に上がりたい気持ちも強くなったと思うし」 -栄枝には1発。 「あのピッチャーを攻略するには、という打ち方。ライト方向に風が吹いてたんでうまく乗せて。栄枝だけじゃなく、他のバッターもそれができてたんで。強引になったらいけないピッチャーだと思うんで。チームとしてはやろうとした方向性が出てたと思うよ」