【山口県】[周南公立大]石津選手がワールドカップ出場 今年創部のスポーツクライミング部
山口県周南市の周南公立大(髙田隆学長)スポーツクライミング部の石津元崇選手(18)が、7月17日からフランス、スロベニア、韓国などで開かれる「IFSCクライミングワールドカップ」に日本代表として出場する。21日に周南市役所を訪れ、藤井律子市長に意気込みを伝え、上位入賞を誓った。 石津選手は山口市出身で人間健康科学部の1年生。母が教えてくれたスポーツクライミングの体験レッスンをきっかけに、小3から本格的に競技を始めた。今春、西京高を卒業し周南公立大に入学。今年創部したスポーツクライミング部で、4人の仲間と互いに切磋琢磨している。 身長158センチ、体重52キロ。山口市の県セミナーパークを練習拠点とし、現在は火、木曜に4時間、土日に7時間のトレーニングを重ねる。 2月に佐賀県で開かれたリードジャパンカップ2024では7位に入賞。好成績が評価され、代表選出につながった。 リードは、高さ15メートル以内の壁に設定されたクライミングルートを6分以内でどこまで登るかを競うもので、石津選手は持久力の向上に余念がない。 この日は、同部の中嶋健監督も同席。石津選手は「初めてのワールドカップの舞台で自分の力がどれほど通用するのか楽しみ。表彰台に上がれるよう全力でがんばる」と力を込めた。藤井市長は「良い成績を期待している」とエールを送った。