中村隼人「心躍るようなオールスターキャスト」 新作歌舞伎『大富豪同心』が初日迎える
歌舞伎俳優の中村隼人さん(31)が、2日に初日を迎えた松竹創業百三十周年『壽 初春大歌舞伎』(26日まで歌舞伎座で上演)夜の部『大富豪同心』に登場しました。 【画像】中村隼人、“自分に足りないものを痛感”した1年を振り返る 2025年はテーマを持って 演目は、大富豪の若旦那が同心となって難事件を解決する、幡大介さんの長編時代小説『大富豪同心』が原作。隼人さんは、八巻卯之吉と幸千代の二役を勤めます。隼人さんは舞台化ならではの早替わりの演出で客席を沸かせました。 また、去年9月に脳梗塞のため舞台を休演していた現役最高齢の市川寿猿さん(94)も舞台復帰。「無事に病が治って、お客様、ありがとうございます。お客様は神様!」とよく通る声ではっきり話すと場内からは大きな拍手が起きました。
■中村隼人「笑いあり、涙あり、早替わりありのスペクタクル」
隼人さんは公演前の取材で「卯之吉は、はんなりと柔らかく、幸千代は、立派に武士らしく」と役について明かし、「笑いあり、涙あり、早替わりありのスペクタクルでお届けします。心躍るようなオールスターキャストで、ありがたいです」とコメントしています。