【能登半島地震】氷見で7人軽傷 建物全壊2件、拡大見込み
氷見市では地震から一夜明けた2日、負傷者や建物などの被害が明らかになってきた。午後5時現在、市のまとめで1歳から90代の7人が軽傷を負ったことが分かった。建物は全壊2件、一部損壊1件となっているが、報告があがっていない事例があり、被害件数は拡大する見通しだ。 断水は市全域の約1万4千世帯で発生しており、市は市役所など8カ所に給水車を配置した。完全復旧のめどは立っていないものの、漏水調査のための通水を実施し、蛇口から水が出る地域が徐々に拡大している。市は飲用には適さないとしてトイレ用などに使うように呼び掛けている。 市が開設した避難所21カ所には午後5時現在約500人が避難している。1日夜は約3000人が避難したが、津波注意報の解除で自宅に戻る人が増えた。