2022年度のフラット35の利用者の平均年齢は「42.8歳」過去3年で上昇傾向
住宅ローンを検討している方も多いのではないでしょうか。 なかでもフラット35は金利が固定で、返済計画が立てやすいほか、金利変動のリスクを加味する必要がありません。 2022年度のフラット35の利用者の平均年齢は「42.8歳」過去3年で上昇傾向 今回は、そのフラット35の利用者の平均年齢に着目し、住宅金融支援機構のデータを元に解説していきます。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【2022年度】フラット35の年齢別利用割合
住宅金融支援機構が2023年8月4日に公開した、「2022年度 フラット35利用者調査」によると、2022年のフラット35の年齢別利用割合は以下のようになっています。 ・60歳以上:10.9% ・50歳代:15.6% ・40歳代:27.4% ・30歳代:34.2% ・30歳未満:11.9% 最も多いのが、30歳代で34.2%となっており、平均年齢は42.8歳です。
2021年と2020年のフラット35の年齢別利用割合
また、2021年と2020年の割合については以下のとおりです。 ●2021年のフラット35の年齢別利用割合 ・60歳以上:9.0% ・50歳代:14.1% ・40歳代:26.5% ・30歳代:36.2% ・30歳未満:14.1% 平均年齢については、41.5歳となっています。 ●2020年のフラット35の年齢別利用割合 ・60歳以上:7.4% ・50歳代:12.1% ・40歳代:25.4% ・30歳代:39.8% ・30歳未満:15.3% 平均年齢については、40.3歳となっています。
まとめにかえて
フラット35の利用者の平均年齢については年々上昇傾向となっており、2022年度は前年度比+1.3歳の42.8歳となっています。 また、30歳代や30歳未満の利用の割合が減少しており、40歳代以上の利用が増加している傾向にあります。
参考資料
・住宅金融支援機構「2022年度 フラット35利用者調査」
藤原 悠喜