四国初 中澤氏家薬業株式会社が災害対策車両を導入【高知】
RKC高知放送
被災地などの舗装されていない道路を通って薬を配送するために、高知県南国市の医薬品卸業の会社が災害対策車両を導入しました。 災害対策車両を導入したのは、南国市の医薬品卸業である中澤氏家薬業株式会社です。 災害対策車両は、南海トラフ地震に備えて津波による浸水などで医薬品の配送が困難になる課題を解消しようと導入したものです。 災害対策車両の導入は全国で2例目、四国では初めてのことです。 今年1月に発生した能登半島地震では、災害対策車両を利用することで悪路でも物資を配送できた例があり、今回石川県の被災地で使われた同じ車種の車両2台が導入されました。 また、車両の前方には流木から車を守るガードを装備。荷台は雨がしのげるよう覆われており、物資を守りながら配送することができます。 会社では、災害対策車両を広く知ってもらうことで、医薬品業界やほかの業種でも参考になればとしています。