アロンソ・レヴァークーゼン、ヘーネス・シュツットガルトが来季もブンデスを盛り上げる 体制継続なら再びバイエルンの脅威に
サッカーファンもさらに進化する両チームが見たい?
今季のブンデスリーガでは首位レヴァークーゼンに加え、3位につけるシュツットガルトもリーグを大いに盛り上げてきた。何より近年のシュツットガルトは残留争いに巻き込まれてきたクラブで、そこから一気にトップ4を争う集団へと変わったのは大きなサプライズだった。 そのチームを作り上げたのは、昨年4月よりチームを指揮してきた41歳のセバスティアン・ヘーネスだ。ドイツではレヴァークーゼンを指揮するシャビ・アロンソの評価が上がっているが、ヘーネスの手腕も見逃せない。 ヘーネスに狙いをつけているクラブも多かったはずだが、ヘーネスはこの3月にシュツットガルトとの契約を2027年まで延長。独『Bild』はヘーネスとシュツットガルトが今季の取り組みを継続することで合意していると伝えていて、シュツットガルトにとっては理想的なシナリオだろう。 アロンソもリヴァプール、バイエルンなど多くのクラブから人気だったが、先日レヴァークーゼン残留を表明している。 近年のブンデスリーガはバイエルンによる支配が続いてきたが、やはりリーグを盛り上げるには他チームの頑張りが不可欠だ。来季もアロンソ・レヴァークーゼンとヘーネス・シュツットガルトがリーグを盛り上げてくれれば言うことなしだろう。2人の残留はリーグにとっても大きなプラスとなるはずで、レヴァークーゼンとシュツットガルトは披露しているサッカーのクオリティも高い。2人がさらにチームを進化させることで、来季のブンデスリーガはさらに荒れることになるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部