“剣舞”に取り組む隊士たち

　前田拳太郎と奥智哉がW主演を務める、シン・時代劇ドラマ『君とゆきて咲く～新選組青春録～』（テレビ朝日　毎週水曜　深夜0時15分～0時45分　※一部地域を除く）の第5話が、5月22日（水）に放送される。 【写真】丘十郎（奥智哉） 　本作は、“漫画の神様”手塚治虫の隠れた名作を、前田拳太郎×奥智哉という気鋭の若手2人のW主演で初映像化。幕末の世に咲き、はかなく散った新選組隊士たちの青春をエモーショナルに描く。 　先週放送の第4話では、かつての主人である松永新之丞（杢代和人）を思う南無之介（羽谷勝太）の一途な愛が色濃く描写された。5月22日（水）放送の第5話では、会津藩との謁見に向けて、壬生浪士組内で“剣舞”の練習がスタートする。 　この剣舞は、初回放送直前に行われた記者会見でキャストたちがオープニングアクトとして躍動感たっぷりに披露した、シン・時代劇ドラマならではのパフォーマンス。前半最大の見せ場といっても過言ではない剣舞シーンに向け、隊士たちが始動する。 　壬生浪士組の念願だった会津藩への謁見がついに決定。後ろ盾を得るべく御前試合で強さをアピールするのかと思いきや、派手好きな頭取・芹沢鴨（三浦涼介）が考えついたのが“剣舞”。隊士たちは会津藩主の前で、剣を用いた華麗な舞を披露することに。会津藩主の前で失敗は許されず…隊士たちの鍛錬が始まる。 　しかし、いまだ剣に慣れない深草丘十郎（奥）は思うように動けず失敗ばかりで、自分がチームの足を引っ張っていると感じて落ち込む。「どうすればおまえのようにできるのか」。意を決して鎌切大作（前田）に悩みを打ち明けるも、彼はふざけた言葉しか返さず…。丘十郎に冷たく接する大作の真意とは。 　また、これまでより深く描かれた大作の過去シーンも登場。この回想が物語る大作の闇とは…。SNSで「＃だいきゅう」と呼ばれる大作×丘十郎の友情の行方から目が離せない。 　剣舞がうまくできず悩んだ丘十郎は、原田左之助（柊太朗）、斎藤一（庄司浩平）、沖田総司（藤岡真威人）ら剣豪として名高い先輩たちにも教えを乞うが、アドバイスにはそれぞれの個性がさく裂する。また、孤高の剣士・沖田が剣の鍛錬に勤しむ場面も登場。流麗な剣技は必見だ。 　さらに、劇中では一度たりとも刀を手にしていない山南敬助（永田崇人）が剣の才の片鱗をのぞかせる衝撃シーンも。普段は寮母のように新人隊士たちの世話を焼く山南だが、彼はどれほどのポテンシャルを秘めているのか…。山南が“鋭さ”を垣間見せる瞬間は見逃せない。 　そして、メインビジュアルやオープニングで隊士たちが着用しているそろいの羽織が本編で解禁される。新選組といえば浅葱色のだんだら模様の羽織がスタンダードだが、本作では従来の作品とは一線を画した水紋のようなデザインが描かれたものに。さらに、隊士の個性によって丈や柄がカスタマイズされている。