1軍では“立場”が…崖っぷちのドラ1戦士(2)まさかの“1軍出場なし”が続き
プロ野球の世界では、ドラフト1位入団の選手には特に大きな期待が寄せられる。しかし、毎年新たにプロ入りする選手が誕生することもあり、思うような結果を残せないと、厳しい立場に置かれることも少なくない。そこで今回は、今季が“崖っぷち”のドラ1戦士を紹介する。
原樹理(東京ヤクルトスワローズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:180cm/79kg ・生年月日:1993年7月19日 ・経歴:東洋大姫路高 - 東洋大 ・ドラフト:2015年ドラフト1位 昨季はまさかの一軍登板なしに終わった原樹理。今季も開幕から二軍暮らしが続いており、正念場を迎えている。 東洋大から2015年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団。ルーキーイヤーから一軍のマウンドを経験すると、2018年には30試合に登板し、6勝7敗、防御率3.09の好成績を残した。 その後は故障に苦しんだが、2021年にはシーズン後半から先発ローテーションに定着し、リーグ優勝・日本一に貢献。 しかし、翌2022年は自己最多の8勝を挙げるも、防御率4.85と不安定な投球が目立った。 さらに、昨季は開幕から出遅れ、二軍でも2勝6敗、防御率5.16と寂しい結果に。プロ入り後初めて一軍登板がないまま、シーズンを終えた。 今季も開幕から二軍暮らしが続いており、ここまで12試合に登板して2勝3敗、防御率4.03と目立つ数字を残せていない。すでに30歳を迎え、一軍での結果が求められるだけに、復活が待たれている。
ベースボールチャンネル編集部