全国女子駅伝 京都チーム見事3年ぶりの優勝!
1月12日、皇后杯第43回全国都道府県対抗女子駅伝が行われ、京都チームが3年ぶり19回目の優勝を飾りました。 夢にまで見た舞台、全国女子駅伝。 初出場の立命館大学4年、中地こころが赤と青のユニフォームを着て、力を発揮しました。 中地は、去年、全日本大学女子駅伝と富士山女子駅伝で立命館を2冠に導いた立役者です。 しかし、これまでケガに泣き、出場がかないませんでした。 中地「良かったですか?」 宇野郁弥コーチ「ナイス!ほんま良かった!」 【声】立命館大学4年 中地こころ 選手(立命館宇治高校出身) 「小学校の頃からずっと憧れていた京都チームで走らせてもらって、うれしかった」 4位でタスキを受けた立命館宇治高校キャプテン、3年の佐藤ゆあが2区でトップに立ちます! 続く3区、南城陽中学3年の南村京伽は、落ち着いた走りで、リードを守ります。 4区では、去年20歳以下の日本代表に選ばれた立命館大1年、山本釉未(立命館宇治高校出身)が、区間賞の走りでリードを広げます。 京都チームのほとんどの選手が教え子だという立命館宇治高校の荻野由信総監督も目を細めます。 【声】沿道で応援の立命館宇治高校 荻野由信 総監督 「理想通りの快走をしていますので、このまま逃げてくれたらいい」 荻野総監督が見守る中、5区、立命館宇治の芦田和佳が、2年生ながら区間賞の走りで、京都の独走状態となります。 6区は、中学時代から京都チームに貢献してきた立命館大キャプテン、4年の村松灯(立命館宇治高校出身)です。 学生として出場するのは、これが最後です。 7区は、その村松を尊敬する立命館宇治3年の大西桃花。 【声】立命館宇治高校 3年 大西桃花 選手 「(村松選手は)すごい人だし、憧れの存在なのですが、しっかりその人とタスキがつなげたことは(競技人生の)宝物です」 【応援の声】 「さえちゃーん、さえちゃーん、さえちゃん、がんばれー」 沿道の声援を受け、8区、京都光華中学3年の木下彩英がリベンジを果たします。 去年、3区を走り、順位を落としましたが、今年は2位との差を広げてタスキをつなぎました。 9区、岩谷産業の川村楓は、スタート直後、サングラスを落としましたが、思いのこもったタスキは落としません! 有力選手が走る9区で、去年に続き、今年も区間賞の走り! 京都が、見事3年ぶりの優勝を飾りました。 【声】京都チーム 渡部博子 監督 「京都のみなさんが、いろんな所でいろんな形で、声援いただいたのが、それが全部、選手たちには、追い風になっていた。 ありがとうございました」