フェラーリについて熱弁する堂本光一

　KinKi　Kidsの堂本光一が24日、都内で行われた映画「フェラーリ」（7月5日公開）の先行上映イベントに参加した。 　フェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させたエンツォ・フェラーリが題材。元レーサーでカーデザイナー、そして稀代の経営者であるエンツォの私生活は謎に包まれている。映画では、59歳だったエンツォの波乱と激動の1年を描く。 　堂本はこの作品で〝宣伝コメンダトーレ〟に就任した。コメンダトーレとは、レーサーやエンジニアがエンツォに対して親しみと敬意を込めて呼んだ愛称。筋金入りのフェラーリファンとしても知られる堂本は「エンツォの次にコメンダトーレと呼ばれるのは、滅相もない気持ちでいますけど、うれしいです。少年のころからフェラーリが大好きで、プライベートでもフェラーリ大好き、F1大好き。少しでもフェラーリのすばらしさを伝えられたらいいな」と笑みを見せた。 　自身もフェラーリを持っているが、決して乗りやすい車ではないという。それでも「乗るには気合のいる車。乗ると『お前、乗れんのか』って聞かれてる気がするんですけど、それが心地よいんです」と笑みを見せた。 　映画については「人間模様が描かれていますし、車のことはよくわかんないよって方にも、すばらしさが伝わる部分があると思います」と呼びかけ。さらに「最後の方にフェラーリが連なって走るシーンがあるんですけど、シビれますから。そこでシビれない人は僕と共感できません！」と笑いを誘った。