沖縄県の業務委託 予定価格の設定ミスで入札不落に 中部土木事務所
県中部土木事務所は27日、本年度の「兼久海岸環境調査業務委託」の入札で、県側のミスで予定価格を過少設定したため、応札した全事業者が予定価格超過で入札不落になったと発表した。本年度中の再発注に向けて手続きを進めている。 同事務所の担当者によると、予定価格の設定に必要な設計書の一部を、調整段階の価格のまま開札した。本来の価格よりも約10%過少だったという。9月15日に入札不落となったことを受けて原因を調査したところ、資料の一部に誤りがあったと判明した。 同事務所は発表文書で、関係者に深くおわびするとした上で、再発防止に努めるとした。