アニサキス…回転寿司店の女性客、腹痛が襲う 昼にアジ、サンマなどの握り寿司を食べ…夜8時に異変、翌日に医療機関へ 一緒に食事した男性は症状なし 店は営業停止に
埼玉県さいたま市は4日、同市浦和区東高砂町のすし店「佐渡廻転寿司 弁慶 浦和パルコ店」で食事をした30代の女性1人=東京都=からアニサキスが検出されたと発表した。市は食品衛生法に基づき、同店を同日の1日間の営業停止処分とした。 ラーメン店で食中毒…「まぜそば」食べた高校生ら、生卵や鶏チャーシュー入り 検出されたのは
市生活衛生課によると、女性は9月30日に2人で来店。午後1時半ごろ、アジやサンマなどの握り寿司を食べ、同日午後8時ごろ、腹痛の症状を訴えて翌日、医療機関を受診した。一緒に食事した男性に症状はなかった。東京都からの通報を受けて、市保健所が調査。潜伏期間などからアニサキス食中毒と判断した。アニサキスは、カツオやサバ、イワシなどにいる寄生虫で、加熱や冷凍により死滅する。