中国船2隻、領海出る 侵入、今年29日目
第11管区海上保安本部(那覇)は11日、沖縄県・尖閣諸島周辺で10日に領海侵入した中国海警局の船2隻が、11日午前10時45分ごろから相次いで領海外側の接続水域に出たと発表した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは3日連続で、今年29日目。 11管によると、10日午後10時20分ごろから、2隻が相次いで領海に侵入した。いずれも機関砲のようなものを搭載し、日本漁船の動きに合わせて航行。領海から出るよう巡視船が要求していた。 領海外側の接続水域では、機関砲のようなものを搭載した別の中国船2隻も確認された。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは203日連続。