ゼイン、「Stardust」MVで降り注ぐ星に導かれて記憶と謎を探究
ゼインが、プロデューサーとしても制作に大きく関わった通算4作目となるニュー・アルバム『ルーム・アンダー・ザ・ステアーズ』をリリースした。併せて、収録曲である「Stardust」のミュージック・ビデオも公開された。 その他の画像 6年間にわたりゼインは、米ペンシルベニア州の田舎にある自宅スタジオで『ルーム・アンダー・ザ・ステアーズ』の作曲と制作を続けてきた。本作は9度の【グラミー賞】受賞歴を誇るデイヴ・コブと共同で制作した作品で、デイヴは本作について、ゼインの歌声や楽曲の無防備さ、正直さに感動して、参加を決意したと語っている。 本作はゼインがこれまでにリリースしてきた作品の中で最もパーソナルな作品となっていて、癒しや静寂、成長といった複雑な要素を探究しながら、自身の人生における現在地を反映している。また、ゼインは本作でジャンルを超越したアーティストとして、ソウルフルな音楽や生楽器を用いて新たなサウンドに傾倒しながら、ソングライターとして詩的な歌詞表現を掘り下げている。 アルバムのリリースに伴い、フランクとイヴァンナ・ボリンが監督した「Stardust」のミュージック・ビデオも公開された。ビデオは、降り注ぐ星に導かれて記憶と謎を探究するゼインの姿を追いながら、歌詞を表現したものになっている。地球に取り残された天空人というメタファーを通じて、ゼインがアイデンティティや無防備さ、故郷の探究をテーマに旅をしながら、最終的には星々の仲間入りを果たすために昇っていく様子が描かれる。 このアルバムについて、ゼインは、「このアルバムは、純粋な正直さと無防備さから生まれた、僕がこれまでに作ってきた中でもお気に入りの作品になった。僕はすべての曲を、まるで僕が君の隣に座って自信をさらけ出しながら、歌い語っているようなものにしたかったんだ。生々しく、剥き出しで、それこそがいつも作りたいと思っていた音楽なんだ」「コブとの共同制作はすごくいい経験になったよ。彼がこのアルバムをまた一つ上に高めてくれた。彼の助けは大きなものだったよ。アルバムを聴いてくれるみんなを幻想的な魔法の旅へと連れていけたらいいなと思うし、僕がこのアルバム制作を楽しんだように、楽しく聴いてくれることを願っている」 「あの時、いろいろから離れ、自分の考えだけで生きていたから、その視点から何かを書きたいと思うようになったんだと思う。このアルバムは世界のためだけでなく、自分自身のためのものでもあるんだ」とコメントを寄せた。 ◎リリース情報 アルバム『ルーム・アンダー・ザ・ステアーズ』 配信中 <トラックリスト> 1. Dreamin 2. What I Am 3. Grateful 4. Alienated 5. My Woman 6. How It Feels 7. Stardust 8. Gates Of Hell 9. Birds On A Cloud 10. Concrete Kisses 11. False Starts 12. The Time 13. Something In The Water 14. Shoot At Will 15. Fuchsia Sea