「市長がヤラセ認め…」元『プラス・マイナス』岩橋が暴露「新人コンクール問題」及ぼすM-1への影響
元お笑いコンビ『プラス・マイナス』の岩橋良昌が、真木よう子と“エアガン論争”を繰り広げているなか、もう一つの紛争は今後さらに大きな波紋を広げる可能性がありそうだ――。 【写真あり】「松本人志さんの飲み会にアテンドされて」…美人元作曲家が「実名&顔出し」で衝撃告白 岩橋は、吉本興業が主催する『北河内新人お笑いコンクール』でのやらせをXやライブ配信で暴露していた。岩橋は元交野市民ということもあり、この大会で審査員をしていた。そこではベテラン放送作家の前田政二氏が仕切っていたという。 前田氏から 「まあちょっと吉本のイベントやから他事務所優勝させへんようにして」 と言われたことを明かし 「はあ~!? と思って。芸人の人生なんやと思ってんねんと思って」 と憤りを見せていた。 実際、同大会のHPを見てみると最優秀新人賞として栄光を勝ち取ったのは3大会とも吉本興業のコンビのようだ。 「前田氏はNSC1期生の元芸人でダウンタウンと同期。彼はM-1グランプリの予選の審査員も務めていました。去年から若返りを図りたいというABCの意向で、前田氏は審査員を外れたようです」(スポーツ紙記者) 岩橋の暴露が続いたため一時鎮静化していたが、ほかの審査員の発信で蒸し返された。 《北河内お笑いコンクールの審査員の一人として証言しますが、北河内お笑いコンクールはやらせです。他の審査員の点数が意味をなしてませんでした。》 そう証言したのは現・交野市長の山本けい氏だ。同大会では交野市長も審査委員を務めることが慣例となっており参加したという。 《真実を発信したプラス・マイナス岩橋さんが契約解除になるなんて、納得できません》 《もう黙ってられません》 と怒り心頭だ。そして心強い援護射撃を受け、岩橋は 《吉本さーん!公人がこう言ってますよー 吉本もたくさん公の仕事をこれからやって行くんですよねー? なんかコメントお願いします!大した事実確認もせず周りの事務所への忖度ですぐに無期限活動停止させ、すぐ周りにペコペコ謝る 弱っ 公人さんの方が勇気あるわ》 さらに大会のシステムにもチクリ。 《参加芸人1人から500円徴収してたんや 知らんかった お客さんからも前売り2500円当日3000円徴収 そのコンテストでやらせ 狂ってる え、これ詐欺の匂いが、、、》 そしてネット上ではすでに特定されている前田氏は25日にXでこうコメントした。 《既に某メディアを通じ自分と大会主催者の会長さんとで『取材』に答える感じで審査のやり方も含めヤラセは本当に無い事、そんな事が出来る状況など一切無い事、二人の大きな勘違いである事…等、詳しく報告してます》 と疑惑を全否定しているが……。 「前田氏はやらせ疑惑は否定し、吉本興業としても前田氏に指示した証拠がない限り追及はされない。そんなことを認めては、他の大会も成立しなくなりますからね。 M-1、R-1、キングオブコント、THE SECOND、The Wなどほぼすべての有名お笑い大会は吉本興業が主催、協力しています。世間は北河内のお笑い大会の裏側を知って、他の大会も色めがねで見てしまう可能性がある。そうなると、M-1などのコンテストの存在意義にまで、影響が広がる可能性はありますね」(テレビ局関係者) 売れることを夢見て必死にネタを考える芸人たちにとって、この“やらせ疑惑”は看過できない問題のはずだ――。
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