【元ロッテ・里崎智也に聞く】“ミットを下げずに捕れ”とは?[前編]
読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は捕手編。回答者はロッテ2度の日本一、WBC初代世界一に貢献した、元ロッテの里崎智也氏だ Q.谷繁元信さんは中日の監督時代、キャッチャーに「ミットを下げずに捕れ」とアドバイスをしていました。私も大学でキャッチャーをしているのですが、投手に向けて構えたままだとタイミングが取れず、思うような捕球ができません。何か良い対策はありますか。また、ミットを下げずに捕ることの利点は?(北海道・21歳) まず、谷繁さんが言うミットを下げる動きというのは、ピッチャーに「ここに投げてこい」と構えた後、そのピッチャーのモーションに合わせて、一度、ミットをはめた左手を軽く下げ、再びタイミングを合わせてボールを捕球にいく動きのことです。ピッチャーから見ると、ターゲットにすべきミットが・・・
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週刊ベースボール