番長DeNA、魔の水曜日…ハマスタ今季6戦全敗
(セ・リーグ、DeNA3-5ヤクルト、13回戦、DeNA8勝5敗、3日、横浜)またもジンクスを崩せなかった。DeNAは手痛い逆転負けで、2位阪神とゲーム差なしの3位に後退した。これで、水曜日の本拠地は今季6戦全敗。三浦大輔監督(50)は「立ち上がりはいい形で先制できたが、その後が安打が出なかった。(先発の山野を)立ち直らせてしまった」と唇をかんだ。 【写真】母の散髪でビシッと決めたDeNA・牧 一回に4番牧の3ランで幸先よく先制。しかし、二回以降は散発2安打で、四死球もなく走者を出せず、追加点を取ることができなかった。空気の重い展開の中で、先発の浜口が4回101球と苦しみながら2失点。その後も4投手で何とか1失点でつないだが、最後は九回に同点で投入した抑えの森原がサンタナに決勝の2点打を浴びた。 伊勢、ウェンデルケン、山崎ら昨季の勝ちパターンが軒並み離脱する現状で奮闘を続ける森原を、指揮官は「勝負にいった中での(結果)。次頑張ってもらいます」と責めず。救援陣の負担が増す中で「みんなで乗り切っていくしかない」と前を向いた。(浜浦日向)