宮崎産マンゴー「太陽のタマゴ」出回り 平年よりも甘い 東京でPR
JA宮崎経済連は11日、東京都中央卸売市場大田市場で、県産ブランドマンゴー「太陽のタマゴ」のトップセールスをした。5年ぶりに試食宣伝も行い、平年よりも糖度が高く良好な食味を買参人らに売り込んだ。 【写真】「太陽のタマゴ」をPRするJA関係者 JAみやざきの平島善範副組合長は「今年も順調な生育となった。自信を持って消費者に売り込んでほしい」と市場関係者にアピールした。 新型コロナウイルス対策が緩和されたことを受け、5年ぶりに試食も配布した。試食をした買参人は「甘さが濃厚で今年も完璧な味だ」と話した。 宮崎経済連によると、栽培面積は前年比で微減したが、出荷量は同4％増を見込む。5月まで出荷する作型の生育は、暖冬傾向と日照が確保されたことで前年よりも1週間ほどの前進傾向。出荷ピークは、5月中旬～6月中旬で、9月上旬ごろまでの出回りを予定する。品質は良好で平年よりも糖度が高く、「太陽のタマゴ」の合格率は「高かった前年並みになりそうだ」（同）と期待する。 同日行なわれたせりでは、最高値が前年と同額の1箱（1キロ化粧箱）10万8000円を付けた。
