わかやま市民生協・森林保全のCO2削減で和歌山県から認証書
和歌山県内の森林で植樹や保全活動を手伝う、和歌山県の「企業の森」事業に参加している企業や団体のうち、CO2・二酸化炭素の削減に貢献しているところへ、3月28日、県から認証書が贈られました。 認証書が贈られたのは、和歌山市民生活協同組合です。 県・環境生活総務課によりますと、わかやま市民生協は2008年から「企業の森」事業に参加し、古座川町の0・34ヘクタールと、新宮市の0・56ヘクタールなど県内3カ所の森林を「コープきょうどうの森」と名付けて、組合員らが地元の森林組合の協力で植樹や保全活動を続けています。 わかやま市民生協では、この取り組みがCO2削減に貢献していることを証明するため、県に森のCO2の吸収量の調査を依頼した結果、100年間で古座川町ではおよそ100トン、新宮市ではおよそ200トンのCO2の吸収が見込まれることがわかり、県から認証書が贈られたものです。 3月28日、和歌山市太田のわかやま市民生協の本部で、県・環境生活総務課の寺村有史課長から、わかやま市民生協の津田美法副理事長らに、認証書と紀州材でできた記念プレートが手渡されました。 津田副理事長は「これからも一生懸命に取り組みます」と話しています。 県から認証書が贈られたのは、これで52団体、対象となる森林は56カ所となりました。