IMP.横原悠毅が取材 すべての人が着やすいインクルーシブファッション【IMPress.】
■障がいのある従業員から生まれる新たなアイデア
今回横原さんが取材したアパレル会社では、インクルーシブファッションを提案するプロジェクトを3年前からスタート。まだ一般販売はしていないものの、今年4月にはファッションショーを開催するなど、イベントやSNSでの情報発信を通じてインクルーシブファッションを広げる取り組みを行っています。 プロジェクトには、従業員の中から障がいのある方も参加。当事者ならではの悩みから、新たなアイデアが生まれています。車いすユーザーの鈴木さんも。 アダストリア ゼネラルサポート 鈴木大輔さん 「長袖の袖が汚れてしまう。タイヤに当たって汚れてしまうという悩みがある」 横原悠毅さん 「アイデアはどういったものを?」 アダストリア ゼネラルサポート 鈴木大輔さん 「(違う)素材をパーカの腕の部分に取り付けて汚れが目立たないようにしたり。自分でも着られる服があるんだと思うと、ファッションに前向きになれる。前向きな気持ちって色々な面でプラスになってくれるので」 横原悠毅さん 「同じ悩みを持った方も、そういった楽しみがあるだけで変わると思う」
■“ファッションのミライ”は?
誰もがファッションで前向きになれる未来とは。 横原悠毅さん 「ファッションの未来はどう変わっていくと思いますか?」 アダストリア 佐藤麻美さん 「色々な方がまずファッションを楽しむというところの、多くの選択肢を提案したりするところが、まずは一歩かなと。インクルーシブファッションという言葉自体を使わなくても、すぐそばの日常にあるというところまで進んでいきたいなと」 横原悠毅さん 「(インクルーシブファッションが)当たり前になると、より良いかもしれないですね」 (12月13日『Oha!4 NEWS LIVE』より)