『アナと雪の女王』ダブルミリオン達成 デジタルシーンにも“地殻変動”
ディズニーの大ヒット映画『アナと雪の女王』のMovieNEX(ブルーレイ、DVDなどのパッケージ)が、デジタル・コンテンツに“地殻変動”をもたらしている。予約時点で100万枚を超え、発売開始から5日間(7月20日時点)でダブルミリオンを突破(2,014,495枚)したことが、配給元から発表されたが、デジタル・コンテンツの利用シーンにも大きな影響を与えている。 通常、DVD、ブルーレイなどは単体で発売されることがほとんどで、ダウンロード視聴などはパッケージ化されていない。自宅などで、再生機を通じて楽しむのがこれまでだったが、MovieNEXは、DVD、ブルーレイ、デジタルコピー(PC、タブレット端末などへのダウンロード視聴)などが1つのパッケージ商品となっているため、購入者は2枚のディスクとデジタルコピーの利用できるシリアルナンバーを手に入れることができる。デジタルコピーが利用できるため、外出先でもさまざまな端末から『アナ雪』を楽しめることになる。 デジタルコピーを利用するための会員登録数は、『アナ雪』効果で30万を突破。その利用回数は12万回を超えるなど、デジタル・コンテンツの利用シーンに劇的な変化をもたらしている。さらに、オンデマンドのレンタルでも短期間で14万視聴数を突破するなど、本作品がデジタル・コンテンツの利用シーンに地殻変動をもたらしたと言えるだろう。※数値は7月20日時点。 『アナと雪の女王』は、3月14日に日本公開され、7月22日現在で興行収入約251億円、観客動員約1974万人で興行収入歴代3位となっている。同サントラもミリオンセールスを達成し、関連グッズは品切れが続出するなど、社会現象を巻き起こしている。