ライスは “アーセナルの灯台”? 指揮官が絶賛するイングランド代表MFの資質 「すべてを俯瞰し、すべての人に光と明晰さと導きをもたらす」
チームに欠かせない存在に
昨夏にアーセナルに加入したイングランド代表MFデクラン・ライスはすでにチームにとって欠かせない存在となっている。 1億ポンドという超高額な移籍金で加入したライスだったが、そのプレッシャーに負けることなく、すでにチームの心臓となる役割を担っている。同選手はプレイを称賛されることはもちろんだが、人柄もよく絶賛されている。そんなライスを指揮官のミケル・アルテタは灯台のようだと語った。 「彼を絵で表すなら灯台のようなものだ。私はこのように彼を見ている。チームを構想していたとき、彼をどう説明すればいいのだろう?どうすれば彼をチームの中で見ることができるのか?彼はすべてを俯瞰し、すべての人に光と明晰さと導きをもたらす。それが彼の最大の資質だ。彼はリーダーであり、まだとても若く、多くのことを学ばなければならないが、我々のために素晴らしい選手になるための正しい土台を持っている」(『Planet Football』より) ライスはここまでデータサイト『Who Scored.com』の平均評価で「7.4」を獲得しており、守備的MFの中ではロドリ(7.62)に次いで高評価を獲得している。また同メディアによると、ライスの得点がなければアーセナルは、リーグ戦で5ポイント落としているようであり、同選手の存在の大きさがわかる。55回のタックル、35回のインターセプト数はアーセナル最多であり、アルテタのチームにとってのライスの偉大さを示している。 今夜にはCLラウンド16・2ndレグのポルト戦を控えるアーセナル。1stレグは0-1で負けてしまっているため、この試合は2点差をつけて勝つ必要がある。魔のラウンド16突破を目指すアーセナルでライスは再びチームを救う存在となれるのか。
構成/ザ・ワールド編集部