埼玉県の山奥にある「玉川温泉」を「昭和レトロ」で再生 温泉道場 社長・山﨑寿樹
黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「黒木瞳のあさナビ」(3月4日放送)に株式会社温泉道場・代表取締役社長の山﨑寿樹が出演。温泉道場について語った。
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「黒木瞳のあさナビ」。3月4日(月)~3月8日(金)のゲストは株式会社温泉道場・代表取締役社長の山﨑寿樹。1日目は、最初の店舗である玉川温泉について― 黒木)温泉道場は、既にある温浴施設をリノベーションして新しい価値を発信する、いわゆる「居抜き物件を活用した再生ビジネス」を得意とした企業とされています。温泉施設の再生請負人という感じでしょうか? 山﨑)北海道から沖縄まで2600ヵ所くらいの温泉に行きまして、さまざまな形のノウハウを活かしながら再生ビジネスを行う会社です。 黒木)特に人気を集めているのが、全国で展開される「おふろcafe」ということですが、どういう施設なのですか? 山﨑)我々が展開している日帰り温泉、温浴施設の一ブランドで、看板ブランドとなっております。日帰り温泉と言うと、「お風呂に入ってご飯を食べて帰る」というようなお店が多いのですが、我々の「おふろcafe」は、お風呂、ご飯以外の時間を大事に過ごせるような温泉施設です。 黒木)お風呂、ご飯以外? 山﨑)例えば暖炉やライブラリーなどを充実させ、居心地のいい空間をたくさんお店のなかにしつらえています。 黒木)赤字経営だったような温泉施設を、黒字に持っていくためにリノベーションするわけでしょう? 山﨑)赤字のお店なので、いろいろな制約や条件があるなか、居心地のいい空間をつくり、いままでに来なかったようなお客様に来ていただくのです。 黒木)「リノベーションしてください」と依頼されて請け負うのですか? 山﨑)基本的に我々から営業することはありません。我々の店を見てくださった方から「こういうお店をつくりたい」「お願いしたい」とご依頼いただくことがすべてです。