紀藤正樹弁護士「国民番組でなぜ選曲を誤ったのか。NHK側のミスもある」紅白での星野源の歌唱曲変更に言及
弁護士の紀藤正樹さんが26日、自身のX(旧ツイッター)に新規投稿。大みそかのNHK紅白歌合戦で、シンガー・ソングライターの星野源の歌唱曲が急きょ「ばらばら」に変更されたことについて言及した。 ◆紅白歌合戦、出場する歌手・曲目一覧・最新版【写真】 星野が当初ギター弾き語りで披露する予定だった「地獄でなぜ悪い」は、2013年公開された同名映画の主題歌として書き下ろした曲。この映画の監督だった園子温氏が後に一部で性加害疑惑を報じられたことがあり、ネット上で物議を醸していた。 紀藤弁護士は「国民番組でなぜ選曲を誤ったのか。NHK側のミスもある」と指摘し、「検証は必要」と記した。 星野は公式サイトを更新し、同曲は星野が2012年にくも膜下出血で倒れ、その闘病記に病院で作詞した楽曲で「星野の個人的な経験・想いをもとに執筆されたもの」「映画のストーリーを音楽として表現したものではありません」と、主題歌となった映画「地獄でなぜ悪い」と直結した関係性はないと強調した。だが、性加害疑惑を報じられた監督の映画主題歌であり、同作と同名の楽曲であるなどから、二次加害の可能性を否定しきれないとして、歌唱を取りやめることにしたと説明した。
中日スポーツ