夏太りする人の「3つの習慣」とは?食欲が落ちても体重が減らないワケ
● アイスクリームに冷えたビール 暑いときには最高!でも…… 2 糖質の取り過ぎ 暑いと、アイスクリームやかき氷、清涼飲料水やビールなどの冷たくて糖質が多いものを食べたり飲んだりする機会が多くなります。また、冷たくて喉越しがよい素麺や冷麺など炭水化物中心の食習慣になりがちです。 このような食習慣は糖質の取り過ぎにつながり、太りやすくなります。また、糖質を取り過ぎるとビタミンB1が多く消費されるので、だるさが続いたり、疲れやすくなったりと、夏バテすることもあります。 夏は特に、主食、主菜、副菜を揃えてバランスのよい食事を心がけましょう。素麺や冷麺など炭水化物中心の食事になりがちの方は、豚肉や香味野菜などをトッピングすれば、不足しがちな栄養素を補うことができます。夏場に糖質過多の食事になりやすい方は、以前の記事を参考にしてください。
● 熱中症対策の塩分補給 そこに、思わぬ落とし穴 3 水太り、むくみ 冷房で体を冷やしすぎると、血液や水分の代謝が悪くなります。また、熱中症対策で塩分を取り過ぎると、体内の塩分濃度を調整しようとして体が水分を溜め込んでしまいます。この2つが、むくみの原因になります。 むくみは体重増加にもつながります。体を冷やしすぎないことが重要です。お風呂の際に湯船につかって体を温めながら足をマッサージするのもおすすめです。 また、塩分を取り過ぎないように注意しましょう。熱中症対策として、飴やタブレットなどで塩分チャージをする方も多いですが、食べ過ぎは糖質や塩分の取り過ぎにつながります。その結果、体重が増加してしまうこともあるので注意が必要です。 むくみやすい方は、体の水分を排出する働きがあるカリウムを多く含むほうれん草やキウイフルーツ、りんごなどの野菜や果物を意識して食事に取り入れるようにしましょう。 夏場に太ってしまうと、食欲の秋、そしてイベントが続く年末年始まで痩せるのが難しいため、注意が必要です。夏こそご自身の食習慣や生活習慣を見直して、健康にもつなげていきましょう。
岡田明子