ごみ処理場で火災、受け入れを停止 埼玉・川口 消防車19台が出動 市内の別の環境センター使用し、一般ごみの回収は通常通りの予定
3日午後8時55分ごろ、埼玉県川口市朝日の市朝日環境センター内で火災が発生した。収集したごみを一時的にためておく「ごみピット」内から出火し、消防車19台が出動するなど消火活動が続いている。 さいたま市でも2023年4月にごみ処理場で火災【写真1枚】
市や消防によると、同センター焼却炉の運転操作員がモニターでごみピット内の火災を発見。放水銃で消火活動を行い、午後9時10分ごろ、「ごみが燃えている」と119番した。ごみピット外への延焼は確認されていない。 同センターは当時稼働中だったが、けが人はいなかった。最後にごみを収集したのは昨年12月31日で、その際に発火の原因となった物が入っていたとみられる。 火災の影響で、同センターのごみの収集、受け入れは当面の間停止し、代替として同市の戸塚環境センターを使用する。集積所での一般ごみの回収は通常通り行う予定。同センター内の風呂やプールを備えた「サンアール朝日」も当面の間営業を中止する。 問い合わせは、同センター(電話048・228・5300)へ。