6年ぶり市内巡幸 一関・配志和神社 天孫御降臨式年大祭
数百年にわたり受け継がれている一関市山目の配志和神社(岩山芳憲宮司)の「天孫御降臨式年大祭」は20日、御神幸行装大行列が行われ、氏子ら関係者約180人がみこしを担ぐなどして市内を練り歩いた。 式年大祭では瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天照大御神(あまてらすおおみかみ)の命を受けて地上に降りる日本神話「天孫降臨」を神事として再現しており、おおむね4年に1度実施。新型コロナウイルスの影響での中止を挟み、6年ぶりの開催となった。3日間にわたる同祭初日の19日は御神秘行事として、深夜に蘭梅山の新宮を出立して磐座山で「御室焼(おむろやき)」の特殊神事などを行った後、御神霊をみこしに移した。