立憲&維新の若手議員に聞く“野党共闘” ひろゆき「覚悟が足りない」「与党を取る気がない言い訳を一生懸命している」
ひろゆき氏は「過半数に対する国民の支持が得られないというのは、民主党はもう何年もやってわかったわけだ。(両党とも)やらない言い訳を一生懸命しているのが、与党を取る気はないという証明を自らしていると思う」と指摘する。 堀氏は「民主党系の議員に『選挙に出ないか?』と何回も誘われた。お金がないので出ないと返すと、必ず言われるのは『お金は党が用意するから心配しないでいい』だ。党費があるから政治活動ができると。しかし、維新の場合は『金は自分で工面しろ』で、そのあたりのプロセスが全然違う。立憲こそ『金の面倒は見ない』ぐらいの変革をしないと、裏金を工面して、金を配って選挙活動をする自民党と本質的にはあまり変わらない」と苦言を呈する。 山岸氏は「立憲民主党が叩かれているのは八方美人感だと思う」と分析する。「今日は維新に頭を下げました、次の週は共産党と握手しましたと、こういう姿なのかなと。ただ、組むとかくっつくと言った瞬間に“結局数合わせか”“また野合か”という話に先祖返りしかねないので、政治腐敗を正すためにベストを尽くすしかない」。 金村氏は「基本政策が一致しないとか、アライアンスが難しいというのは一理ある。ただ、自民党に合わせてサイズ感を大きくした政党が政権交代を言う時代は終わったのではないかと思っている。この政治が古いんだということを徹底して言いたい」と述べた。
■ひろゆき「一人ひとりの覚悟が足りないのでは」
立憲は「自民党を超える第一党となる」、維新は「与党過半数割れに追い込む」と次期衆院選に向け目標を示しているが、ひろゆき氏は「一人ひとりの覚悟が足りないのでは」と投げかける。 「選挙が終わって自公で過半数を取っていなかった時、首班指名で誰の名前を書くのか。“方針も全然別だけど、総理が自民党じゃなければ変わるかもしれない”というチャンスで、お互いが覚悟をかけて自身の党首ではない人を指名できるのか? お二人の話を聞いていると絶対やらないなと思う」