PFAS問題、25日から住民らに血液検査 岡山・吉備中央町
岡山県吉備中央町の円城浄水場の水から有害性が指摘される有機フッ素化合物(総称PFAS)が検出された問題で、町は7日、給水を受けた円城地区の住民のうち、希望者らに行う血中濃度検査について25日から実施すると発表した。 対象者は5日現在で、18歳以上705人と2~17歳103人の計808人。町は8~9月に住民約2千人に健康調査票を配布し、意向調査をしていた。対象者となる808人は、意向調査の際に検査を希望したか、回答が空欄だった住民という。 検査は、13歳以上は25日と27~12月1日、飛躍の郷ひだまり(同町上田西)や町総合福祉センター(同町円城)などを会場に実施。2~12歳は12月1日と8日、小児科の医療機関で実施する。町によると、検査結果は来年1月中に本人に通知される見込みという。(上山崎雅泰)
朝日新聞社