【サンフレッチェ広島】初の試みを取り入れデザインを一新。『広島』発のメッセージにこだわった2024新ユニホーム
いよいよ始まるJリーグ2024シーズン。サンフレッチェ広島の開幕は、2月23日、エディオンピースウイング広島に浦和を迎えての一戦となる。 【写真】2月10日、オープニングマッチが行われたEピース 今シーズンから着用する新ユニホームは、従来のクラブカラーを大切にしつつ、新たな試みも取り入れたデザインだ。川の流れをイメージしたホーム、折り鶴のグラフィックを採用したアウェイ。それぞれのユニホームに込められた思いを紹介する。 ◆クラブ史上初の試みを取り入れたホーム&アウェイユニホーム 2023年1月に行われた会見でお披露目されたのは、バイオレットを基調とするホームと、白地にシルバーのグラフィックをあしらったアウェイ、GKユニホームの3着。 デザインを担当したNIKEジャパンが「クラブの歴代ユニホーム、また広島という街の雰囲気からインスピレーションを得て仕上げた」と語るホームユニホームは、シャツの肩のラインとパンツに市内を流れる『川の流れ』をイメージしたグラフィックを採用している。パンツにグラフィックが用いられるのはクラブ史上初の試みで、モデルとして登場した野津田岳人は、「すごく斬新且つ、かっこいい。パンツに柄があるのも初めてでしたし、(裾に)ゴールドが入っている感じも本当にかっこよくて、強そうなイメージがありますね」とコメントした。また、山﨑大地がモデルを務めたアウェイユニホームは、前面と背面に折り鶴をイメージしたグラフィックを採用し、『エディオンピースウイング広島』に込められた平和への願いを表現している。 両ユニホームの襟の内側に刺繍されるインナーロゴも、これまでの『三本の矢』から折り鶴に変更。左腕には『86』のロゴと『One Ball・One World』のメッセージが刻まれ、「広島から平和を発信していく」というクラブの思いを新シーズンも継続する。 機能性も随所にこだわりが光り、山﨑は「ストレスなく着用できる印象」と笑顔でコメント。「2023年は3位に終わり、すごく悔しい思いをした。2024年はユニホームに星を増やせるように戦っていきたい」と決意を語った。
広島アスリートマガジン編集部
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