元NHKアナの有働由美子(55)がテレビ初CM出演、みずほフィナンシャルグループ
NHK出身のフリーアナ・有働由美子(55)が初めてCM出演することが2日、発表された。株式会社みずほフィナンシャルグループが、「みずほ」の前身である日本最初の銀行「第一国立銀行」を創設した渋沢栄一が3日より発行される新一万円札の顔となることを祝い、この日から、有働アナを起用したテレビCM「みつけた、みずほの渋沢栄一」を放送する。 CMでは「みずほ」の源流ともいえる渋沢栄一が描かれた新一万円札を、実物の肖像画や桜を用いたセットで忠実に再現。有働アナが「みずほ」社員にインタビューを実施している。 有働は初CMについて「NHKが長く、CMから一番遠い場所にいたので、自分がCMに関わるとは思ってもいませんでした。今日の撮影で、こんなに手間をかけているから、0コンマ何秒があんなに美しく、そしてすべてが伝わるようになっているのだなということを初体験しました。すごく新鮮で面白かったです」。 CM撮影については「生放送の場合は、多少の衣装の乱れとか足がそろってないとかも、『まあいっか︕』みたいな感じで進んでいくのですが、衣服の乱れ、足のそろえ方も含めて、本当にきっちり計算された美しさというところが難しかったです。私はすぐ体を休める気質があるのですが、『きちんとする』っていうところが一番大変でした。生放送の場合、いろんなことが起こるので、割と気持ちを楽にするのですが、CMの心構えが難しかったというか、常にきちんとしておくっていうことが初めてだったので大変でした」と話した。 また、CMの見どころについては「大河ドラマのイメージの渋沢さんと、今回一万円札になる、みずほの中に生きている渋沢さんの志みたいなものが『リンクした』という感じがあります。大河ドラマを見ていた方は今回のCMをよく見ていただきたいと思います」と、元NHKらしく語っていた。
テレビ朝日