走行中の列車内でテロが発生したら…警察やJRなどが合同訓練
南海放送
走行中の列車内でテロが発生したら…警察やJRなどが合同で訓練を行いました。 きょうの訓練は、JR伊予土居駅発の臨時列車を使って行われ、犯人役が液体が入った不審物を置いて立ち去った後、列車が動き出すと不審物の近くにいた乗客がその場に倒れ込みます。 車掌: 「お客様大丈夫ですか」 「異臭がするので、前の方にいってください」 この訓練は来年開催の「大阪・関西万博」や2年後、愛媛で開かれる「全国植樹祭」などを前に、万が一に備えて、鉄道会社と消防、警察で的確な連携がとれるよう行いました。 列車はJR伊予三島駅に到着し、車掌から連絡を受けて待機していた駅員と警察官が乗客を駅の外へと誘導。列車内では化学防護服を着た救急隊が負傷者を救助したり、県警の機動隊が不審物を撤去したりしました。 JR四国伊予三島駅 瀧本百香さん: 「お客様の気持ち優先で不安を取り除くことと、迅速にまわりと連携して連絡を取ることに気を付けて対応していきたいと思います」