今夏CB補強を目指すアトレティコ、バレンシアの19歳モスケラが有力候補に| ラ・リーガ
アトレティコ・デ・マドリードがバレンシアDFクリスティアン・モスケラの獲得に動く可能性があるようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 今夏の市場でセンターバックの補強を目指すアトレティコ。過去にはレアル・ソシエダDFロビン・ル・ノルマンの獲得が報じられたものの、移籍金があまりに高額ということもあり、現在はモスケラを有力候補としている様子だ。 モスケラは2シーズン前、ホセ・ボルダラス現ヘタフェ監督の手によってバレンシアのトップチームでデビュー。今季はラ・リーガ26試合、コパ・デル・レイ2試合に出場するなど、ルベン・バラハ率いるチームの主力として活躍を見せている。アトレティコの強化部門はその類い稀なフィジカル(身長は191センチ)と、19歳ながらラ・リーガ1部の手強いストライカーたちを相手に的確な守備を見せているところを評価しているという。 モスケラとバレンシアの契約は先に、出場試合数によって2026年まで自動延長された。だがMFジョフレイ・コンドグビア、MFダニエル・ヴァス、そしてこの冬にアトレティコに加わったDFガブリエウ・パウリスタと、アトレティコとバレンシアはこれまでに何度も移籍交渉を行っており、その良好な関係によって今回も両者は問題なく交渉の席につくとみられる。ただしモスケラに対しては欧州の複数クラブが興味を示しており、アトレティコはたとえバレンシアと良い関係を構築していようとも、争奪戦を制する必要がありそうだ。 なお、モスケラはスペインのアリカンテ出身だがコロンビアにルーツを持ち、コロンビア・フットボール協会から同国代表に誘われているとのこと。ただ選手本人はこれまでスペイン代表の下部年代チームでプレーしてきており(現在はU-21スペイン代表)、現在のところは出身国のフル代表入りを夢見ているようだだ