【全日本】アジアタッグ王者・MUSASHI、王座防衛を宣言。「むーちゃんせーちゃんは100人乗っても大丈夫!」
今年2月にみちのくプロレスを退団したMUSASHIは3月より全日本プロレスに参戦。6月に前アジアタッグ王者の佐藤光留&田村男児を破り第124代王者に輝いた。そして7月に全日本プロレスへの所属を志願。福田剛紀社長の快諾を得て正式に全日本に入団した。そして9月1日福岡大会、アジアタッグ王者のMUSASHI&吉岡世起(むーちゃんせーちゃん)は阿部史典&立花誠吾の挑戦を受ける。 【写真】MUSASHIの魂の叫びに福田社長が快諾。全日本入団が電撃決定! ――今年3月から全日本プロレスに参戦し、7月に所属。いつ頃から全日本への所属を考えていましたか? MUSASHI: 5月くらいですね。結構早い段階で考えていました。 ――みちのくプロレス時代のファンの方から「MUSASHIは全日本で変わった」と言う声を聞きます。 MUSASHI:自分では変わった意識はないですね。元々、自分の中にあったものがでてきた感じです。 言葉にするのは難しいのですが、“みちのくのMUSASHI”と“全日本のむーちゃん”はパッと見は違いますが、結局は同じ“MUSASHI”です。 自分の戦うスタイルも何かを変えたとか変わったという意識はありません。「新たな引き出しを開けた」くらいに思っていただければ(苦笑)。 ――吉岡世起選手とタッグを組んだ影響が大きかったのでしょうか? MUSASHI:それもあります。「むーちゃんせーちゃん」がスタートしてからガラッと変わったというか、自分の新たな姿を披露しました。 ――試合後のバックステージ、佐藤光留選手にコメントを邪魔されたり、イジられたりすることがありましたね。 MUSASHI:その頃からですね。眠っていたわけではありませんが、出していなかった部分が全日本プロレスによって白日の元に晒されました。 ただ自分の中ではどちらがやりやすいとか、どっちが自分に合っているとか全くありません。最初にも言ったように全部がMUSASHI。 クールなのもMUSASHIだし、明るく楽しいのもMUSASHIです。 ――MUSASHI選手は7月20日に全日本プロレスの所属になりました。その時の記者会見で「僕は即戦力なんです」と話していましたね。 MUSASHI:やっぱり「即戦力」と言うのは最初から意識はしている部分。自分はキャリアが15年目で年齢も34歳です。 今の全日本は若い選手が中心となっている。そこと一緒にやっていたらダメだと思っています。 実力も含め、頭一つ分抜けていなきゃいけない。そして若い選手に教える立場にならなければいけないとも思っています。 それに宮原健斗さんや芦野祥太郎さんらと「全日本の30代」で組むのもいいですよね。新時代に対抗して、まだまだ元気な“30代革命”を起こしたいですね。