北陸随一の繁華街・金沢の「片町」に複合施設建設へ 2027年度に着工を予定
金沢市片町に商業施設やホテルが入る複合ビルが建設されることになり、村山市長は「都心軸の大事な部分」として積極的に支援していく考えを示しました。 【写真を見る】北陸随一の繁華街・金沢の「片町」に複合施設建設へ 2027年度に着工を予定 これは11日に開会した金沢市議会6月定例会で村山市長が明らかにしたものです。複合ビルの建設が予定されているのは「片町きらら」と「香林坊東急スクエア」の間のエリアです。 現在、この場所には18棟が建っていますが、およそ8割にあたる建物が築50年以上経ち老朽化していることや、空室も目立ってきていることから、地権者でつくる準備組合が建設を決めたものです。 計画では地上12階建てのビルに1、2階は商業施設、その上の階はホテルとマンションの2つのエリアに分けられるということです。 金沢市・村山卓市長「片町きららから東急スクエアをつなぐ大事なところ。商業地区としての一体性が求められる場所で今回の開発は我々としても積極的に支援を考えていきたい」 着工は2027年度を予定していて、3、4年後の完成を目指しています。 また、村山市長は赤字が続く北陸鉄道の石川線と浅野川線を支援するため2025年度から15年間でおよそ28億円を負担することを正式に表明しました。
北陸放送