「一部出荷者との関係悪化」議員が指摘…道の駅管理者の指定議案を否決 長島町最終本会議 町は再公募へ
鹿児島県・長島町議会は18日開かれた最終本会議で、町内2カ所の道の駅にある物産販売施設の指定管理者指定議案を否決した。町は再度公募する方針。 【写真】〈関連〉長島町の位置を地図で確認する
対象の物産販売施設は、道の駅ながしま併設のポテトハウス望陽、道の駅黒之瀬戸だんだん市場併設の長島物産館など。町は2025年4月以降も引き続き現在と同じ業者を指定管理者とする議案を9日に提出していた。18日の本会議で、同社と一部出荷者との関係悪化などを指摘する声が上がり、反対多数で否決となった。 町水産景観課によると、公募に3社の応募があり、町選定委員会が実績や安定経営を評価し、同社を選んだ。同課は「利用者や出荷者に迷惑をかけないよう、再度選定委員会で話し合う」としている。
南日本新聞 | 鹿児島