コストコで買える「防災備蓄品」 常温保存OK・賞味期限も長い「豆腐」や「ムネ肉」 “防災主婦”の買い物に密着
(大石アンカーマン) 「2つでいいですか?」 (プチ・プレッパーさん) 「いや、もっとです!」 (大石アンカーマン) 「もっと!?」 35本のパックを、次々カートへ… (プチ・プレッパーさん) 「じゃあ、これで」 計175本。水だけで90キロ近い重さです。 (大石アンカーマン) 「なんでこんなに買うんですか?」 (プチ・プレッパーさん) 「水は1人1日3リットル必要と言われている。4人家族だと1日12リットル。水道が止まっている期間を考えると、思った以上に備蓄は必要」 こうして、定期的に備蓄品を調達しているというプレッパーさん。 お住まいは免震構造になっているマンション。防災のイメージとは違う落ち着いたインテリアですが… (大石アンカーマン) 「ソファを持ち上げると…すごいですね、中にいっぱい(非常食などが)詰まっていますね」 (プチ・プレッパーさん) 「試食を何度も何度も繰り返して、口に合うものを備蓄するようにしている。ストレスを感じているときに好みじゃないものを食べ続けるのは、『もう食事はいいや』と思ってしまうが、それだと体調を崩してしまう」 ■ポイントは “備蓄品を普段の暮らしにも取り入れる” (大石アンカーマン) 「うわー、水!そしてお米も」 そして、ガスボンベも100本以上の備蓄が。 長女のひーちゃん(11)も、防災意識はかなり高め。お気に入りのベストのポケットには「火起こし棒」が入っています。 一方、ベランダには「非常用のトイレ」が。 (プチ・プレッパーさん) 「一見、バケツなんですが、実はふたを開けると便座がある」 (大石アンカーマン) 「座り心地がいいですね。あんまりうちにあるのと変わらないな」 さらに、トイレの目隠し用テントまで。非常用トイレは、実際に家族全員で使って練習もしたといいます。 (大石アンカーマン) 「プレッパーさん、これ本当にパーソナルスペースになりますね」 (プチ・プレッパーさん) 「そうですね」 いざという時の物資を蓄えるだけではなく、普段の暮らしに取り入れているプレッパーさん一家。この日のランチも… (大石アンカーマン) 「きょうはどんなメニューなんですか?」 (プチ・プレッパーさん) 「きょうは今まで備蓄してきたものの中から、もう食べてしまいたいものを」 (大石アンカーマン) 「これは賞味期限が近づいている?」 (プチ・プレッパーさん) 「(賞味期限が)切れてしまったもの」 賞味期限の切れたボルシチと、パンの缶詰。
(プチ・プレッパーさん) 「手が汚れちゃうよ。手が汚れたら洗えないんだよ、実際は。ウェットティッシュがもったいない」 (大石) 「今少しピリッとしましたね…水は使えない想定ですからね」 台所やいつもの食器ではなく、卓上コンロやアルミの皿を使います。 (プチ・プレッパーさん) 「手を合わせて…いただきます!」 「おいしいね」 「おいしい」 「もしかしたら、きょうこの後すぐに地震がくるかもしれない。そうなったときに自分が生き残れるのか、家族を守れるのか。やっぱりやれることは個人で、できる範囲でやっていけたらいいと思います」
CBCテレビ
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