老朽化が進む霧島神社の再建に力を貸して…持続可能な運営へ住民有志が本腰、社殿や迂回路・トイレ整備へクラファン募る
鹿児島県志布志市松山の霧島神社を再建しようと、住民有志による再建プロジェクト委員会が、クラウドファンディング(CF)で寄付を呼びかけている。 【写真】4年ぶりに復活した「ダゴ祭り」でカラフルなダゴ花を取る尾野見小学校の子どもたち=2024年3月2日、志布志市松山の霧島神社
老朽化が進み、階段が急で登りづらいことから、2023年に委員会を発足。24年3月に「ダゴ祭り」を再開し、境内への迂回(うかい)路整備に伴い周辺の土地約5ヘクタールが活用できると決まった。 CFによる寄付は3000円からで10月1日開始。目標額は2000万円で来年1月末まで募集し、社殿再建やトイレ整備に充てる。太久保酒造の焼酎「阿吽(あうん)」(1万円)のほか、神棚設置、永代供養も返礼品として準備する。 園田菊美委員長(72)とCF担当、野村恭平さん(40)は「神社は尾野見の財産。再建と持続可能な神社運営を進めるため、協力いただければ」と話した。 「グローカル・クラウドファンディング」https://www.glocal-cf.com/project/kirishimajinja
南日本新聞 | 鹿児島