【陸上】十種競技はワーナーが8678点でV 七種競技はフェッターが快勝/WA混成ツアー
5月18日、19日の両日に、世界陸連(WA)混成ツアー・ゴールドのハイポ・ミーティングがオーストリア・ゲツィスで開催され、男子十種競技では東京五輪金メダルのD.ワーナー(カナダ)が8678点で優勝した。女子七種競技では東京五輪銀メダルのA.フェッター(オランダ)が今季世界最高の6642点で制している。 WAツアー 女子20km競歩は22年世界選手権2冠のガルシア・レオンが快勝 混成ではディアキテが8037点で逆転V 男子優勝のワーナーは、ブダペスト世界選手権で銀メダルを獲得して以来の十種競技競技に臨み、100m10秒20、走幅跳7m80、砲丸投14m55、走高跳2m03、400m47秒46で1日目を終えた。この日はオレゴン世界選手権の銅メダリスト・S.エハンマー(スイス)がトップで折り返した。 2日目のワーナーは110mハードル13秒45、円盤投46m41と得点を重ねエハンマーを逆転。その後も棒高跳4m80、やり投57m53、1500m4分36秒94とハイパフォーマンスを続けた。2位は22歳のS.ローゼン(オランダ)で8517点。エハンマーは1500mに出場せず途中棄権だった。 女子優勝のフェッターは1日目を2位で折り返し、得意のやり投で57m91を投げて首位に立つと、そのままトップを譲らなかった。2位にはオレゴン世界選手権6位のA.カリン(スイス)が6506点で続いた。
月陸編集部